人材戦略とは

IoTやAIによる第4次産業革命、急激な少子高齢化によって、企業の事業環境は大きく変化しています。

付加価値の源泉が、「資本」から「人材」へと変化し、人材の違いが企業競争力を左右する時代となりました。

企業には、付加価値創造の担い手である人材を育て、活かす仕組みが必要であり、その仕組みが人材戦略です。

人材戦略の目的は、従業員が自ら考え、行動し、成果を出せる、自律的な従業員や組織を作ることにあります。

自律的人材を育てるために、企業には、従業員や顧客と共有できる新たな価値観の創造が必要になっています。

企業に価値観が必要な理由とは
中小企業の現状 企業を継続・発展させるためには、内部環境(組織)と外部環境(市場...
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仕事と労働は違う
仕事と労働は違う 企業には、果たすべき仕事があり、人が労働すること、働くことによ...
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仕事の生産性と労働の生産性

 人が行うことに変わりはありませんが、仕事と労働(働くこと)は、異なります。

人が楽しく働けても、仕事の生産性が上がらなければ、企業は存続できません。

仕事の生産性が上がっても、人が生き生きと働けなければ、健全な企業とはいえません。


仕事とは


仕事とは、企業が抱えるさまざまな問題や課題を解決することにあります。

仕事には、目的、目標、機能があり、責任と権限が伴っていなければなりません。

仕事は、合理化、機械化によって、自由にデザインしなおすことができます。

作業のムダを省き、業務の機械化や職務の統合により、スリム化することができます。


労働とは


一方で、労働すること、働くこと、仕事をするのは、人です。

人が働くこと、労働することによって、仕事は行われます。

人は、機械ではありません。人には感情があります。

感情があるからこそ、人に感動を与えることができます。

感情を持つ人が働くためには、やりがい、生きがいが必要です。

仕事の生産性と労働の生産性


仕事の生産性と労働(人)の生産性は、異なるものとして、考える必要があります。


仕事の生産性向上の目的は、

仕事のあり方、やり方を見直し、効率化、合理化を図ることにあります。

組織開発 仕事の生産性を高められるように、組織化すること    
職務開発 仕事を細分化し、仕事そのものに価値を付加すること   


労働(人)の生産性向上の目的は、

労働する人のモチベーション(やる気、やりがい)を高めることにあります。

労務管理 人が能力を発揮できる、働きやすい職場環境を整備すること
人事管理 人が働くことに、やりがいを感じられる制度を整備すること


仕事の生産性


労働の生産性

地元で誇れる企業になるために


中小企業は、資金力、組織力、労働力、教育体制などにおいて、大手企業には敵いません。

大手企業と同じ従業員の管理方法、制度・施策の導入は、企業の競争力を阻害する原因となります。

中小企業は、経営者と従業員が自由に話し合える関係性が、強い共同体(職場・現場)を作っています。

経営者と従業員が自由に話し合える関係性こそ、中小企業の最大の武器です。

大手企業と比べても、収益性が高い優良中小企業は、次のような特長・強みがあります。


経営者の特長・強み


■即断即決・臨機応変(リーダーシップ)

■わかりやすい経営理念・経営目標(信念・価値観)

■従業員との一体感(従業員を大事にする企業風土)


従業員の特長・強み


■経営者と共にやりがいを共有(信念・価値観の共有)

■良好な人間関係(仲間と助け合う企業風土)

■幅広い仕事を経験(権限移譲)

■地元意識(顧客との親近感)


市場(顧客)の特長・強み


■顧客対応の早さ(機動性)

■小口受注対応(柔軟性)

■地域密着(ニッチ市場に特化)

■サービスの充実(アフターフォロー)


経営者のリーダーシップと良好な人間関係が、新しい商品の価値を生み出し、

地域に密着した市場(顧客)で認められ、高い収益を実現しています。

優良中小企業とは、地元で新しい雇用を創り出す企業であり、

地元に貢献できる人材を育て、活かすことができる企業ではないでしょうか。

優良中小企業とは、経営者、従業員、顧客にとって、地元で誇れる企業であるといえます。